中央区で事業承継・M&Aを支援している、中小企業診断士の豊田元幹(とよだもとき)です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は最近のエピソードのご紹介です。
先日、わが子がある個人競技で地域の強化メンバーに選ばれ、全国大会を目指す選手たちと合同練習を行う機会がありました。
普段とは違う環境で、トップ選手たちと同じ空気の中で練習する経験は、子ども自身にとっても刺激的な時間だったようです。
親として見ていて印象的だったのは、強い選手ほど「自分との闘い」に集中しているということ。
もちろん、周囲には同世代の強い選手が集まっていますから、自然と他人を意識することはあるでしょう。けれど、彼らは誰かに勝つこと以上に、過去の自分を超えることを一番の目標にしていました。
さらに驚いたのは、その関係性です。
ライバルでありながら、練習では互いに励まし合い、時にはアドバイスを送り合う。
敵として潰し合うのではなく、「共に強くなる仲間」として存在しているのです。
そして何より強く感じたのが、今この瞬間の練習に全力で集中していること。
次の大会や結果ばかりを気にするのではなく、「今日の練習で自分は何をつかむのか」という意識で臨んでいる姿に、強さの本質を見た気がしました。
この姿勢は、経営やビジネスにも通じるものがある、と感じます。
他社や同業他社の動きばかり気にして、自社本来の価値や強みを見失うケースは少なくありません。
でも、結果を出す企業ほど、「他社に勝つこと」ではなく、「自分たちの付加価値は何か」に集中し、顧客と対話を通じ企業を成長させています。
目の前の一つひとつの仕事にどれだけ本気で向き合えるか、その積み重ねが強い会社をつくるのだと思います。
わが子の経験を通じて、私自身も改めて「自分との闘い」に向き合うことの大切さを感じました。
日々の仕事においても、「今ここ」に全力を尽くす。そんな気持ちを忘れずに、これからも取り組んでいきたいと思います。
アイエスピー合同会社
代表社員 中小企業診断士 豊田 元幹(とよだ もとき)
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