中央区で事業承継・M&Aをサポートする中小企業診断士の豊田元幹(とよだもとき)です。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

私はと言えば、7月は『ITコーディネータ』という資格取得のため、6日間のケース研修を申し込み受講しておりました。

『ITコーディネータ』とは、経営とITの両面に精通し、個々のデータや人、企業、技術、モノ、資源を “ つなぐ力 ” が強く求められている。その役割を担い、これからのDX時代のイノベーションをリードしていく人財のことを指す。(出典:特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 ホームページより)

現代日本は、業種やエリアを問わず、”人手不足”は大きな経営課題となっています。特に中小企業では、従業員の高齢化による退職に加え、新規採用活動が思うように進まないという話を頻繁に耳にします。人口減少社会においてこの傾向は歯止めがかからず、今後も更に状況は悪化していくものと考えられております。個人的には、人材不足の課題にはITで対応していくのがもっとも効果的であり、コストパフォーマンスが良いと感じております。過去にご相談を頂いた際にも可能な範囲で対応しておりましたが、今後は自身で取り組めるようにしたいと考え、ITコーディネータの研修を受講しました。

研修の基本的な流れは、とある1社を想定し

・現状把握と経営目標の策定、

・経営戦略の策定

・IT戦略の策定

・IT導入とPDCAの仕組み構築

上記の流れを、参加メンバーと協力しながら情報を整理し進めていくという進め方でした。数年ぶりにこういった研修を受講し新鮮な気持ちで取り組むことが出来ました。実務だけでなく、体系的な知識をまとめて得られる利点があり、受講して良かったですし、今後の実務にも生かせると確信しております。

その他にも各種コンサルティングの月間新規受注件数が最高となったこともあり、土日も含め毎日充実した日々を送ることが出来ました。また蒲田法人会様でのセミナー講師を務めたり、新規の業務提携を頂いたりと、本当に沢山の方に支えられて今の自分があることを実感しております。いつもありがとうございます。

以下は8月のトピックスです。

お盆にオーナー経営者が話すべきこと

お盆は親族が集まり、普段なかなか話せないことを話し合う良い機会です。特にオーナー経営者にとっては、将来のビジョンや事業承継について話し合う絶好のタイミングです。

1. 長期的な成長戦略 理由: 市場の動向や競合分析を踏まえた長期的な成長戦略を共有し、後継者と共に将来を見据えた経営計画を立てることが大切です。これにより、持続的な成長が期待できます。

2. 現在の経営状況と課題 理由: 現在の経営状況や直面している課題を共有し、子供に会社の現実を理解させることが大切です。これにより、具体的な改善策や戦略を共に考えることができます。

3. 事業承継の計画 理由: 事業承継は会社の将来を左右する重要な問題です。後継者の選定や育成、具体的な引き継ぎ時期について話し合うことで、スムーズな承継を目指せます。

親族の皆様だけでは気恥ずかしかったり、話題の選定が難しく感じられるようであれば、私も含め外部専門家のご活用をおすすめしております。普段忙しい中でまとまった時間を取ることが難しくても、お盆の時期に先祖のことを思い出しつつ、是非未来に向けての話し合いを持たれることを検討ください。

 

アイエスピー合同会社 

代表社員 中小企業診断士 

豊田 元幹(とよだ もとき)

補助金・事業承継・生命保険へ専門家が適切にアドバイスいたします。

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